たりたの日記
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今日は成人の日。我が家にも今日成人の日を迎える人間はいますが、兄同様「式」というものが嫌いな青年Mは寮から家に戻ってきているというのに式にははなから出る予定はなく起きては来ません。
オレも成人式とか出なかったしなんて父親も言うものですから、まずもって行かないのが当たり前というような我が家の風潮、いいんですかね。 わたしは行きましたよ。振袖は着ませんでしたけれど。 確かにちっともおもしろくなかったという印象ばかり残っています。その式のために何十万もする振袖を着るということに納得がゆきませんでした。振袖と大人になる式の間にいったいどのような相関関係があるのかと一人でつむじを曲げていました。ま、今もその気持ちは変りませんね。あたくしも世の中の通例に対してひどくへそ曲がりです。
ところで、夕べは終電で戻ってきたMと、夜中の3時頃まで話込んでいました。焼酎のお湯割り飲みながら、また陣太鼓(熊本の和菓子)を食べながら、いろいろと青春話しを聞きました。ここにばらすわけには行きませんが、ま、Mも人並みにセイシュンしていることを知り、安心したことでした。
へそ曲がりの母親でも成人の日を祝ってお赤飯くらいは用意します。朝から赤飯をたくさん炊き、おでんを煮込んで、成人の日を祝う昼食会をしました。というのも、Mは夕方の中学校の同窓会には参加するらしく、帰りは遅くなるでしょうから。 案の定、Mが戻ってきたのは、夜中の12時半。家の前まで話し声が聞こえていましたから、久し振りに顔を合わせた近所の同級生達と帰ってきたのでしょう。わたしはMの同級生達に会ったわけでもないのに、自分もクラス会に出たような妙な充実感がありました。 しばらくすると長男もHもバイト先から戻ってきて、二人が話しているので、わたしも混ざろうとすると、ブラザートークに首突っ込まないでよと邪魔にされ、すごすご2階に引き上げました。
まずは良い成人の日だったとしましょう。
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