たりたの日記
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2004年08月10日(火) |
書いたり、訪ねたりの今日 |
ここの所、ここ数年来、ご無沙汰してしまっている方々に手紙を書き、本を送るという作業が続いている。今日も午前中、中学校の時の国語の先生(バラの木にバラの花咲く…の短冊を下さったS先生)や、父の友人で、故郷の町の文芸グループに属しているMさん(彼はわたしの本を15冊、いろんな方に売ってくださった)近所のおじさんでもあった町の教育委員長さんだったEさん(子どもの時からかわいがってもらい、就職の時お世話になった)。 わたしに書くことを勧め、励ましてくれていたアメリカに住むDにも1年ぶりくらいに手紙を書く。日本語は一字も読めない彼女だが、わたしの本を喜んでくれるだろう。 こうして手紙を書いていると、なんという無沙汰をしていたのだろうと、唖然となるのだ。いくら心で思っていても、それを伝えなければ、繋がりを持ち続けるのは難しいのに… S先生などは30年近く年賀状も出していないのだから、きっと驚かれる事だろう。 でも、気にかかってきたそれらの事を終えると、課題を終えたようにほっとした。 まだまだお便り書かなければならない方はいるのだが、また後日。
午後から小説の続きを書き始め、枚数をカウントすると、予定の原稿用紙100枚が、まだ最終章を残して、200枚を超えてしまっている。字数のカウントの仕方を間違えていたようだ。足りないよりは多い方がいいのだろうか。 ともかく、最後まで書いてみないことには・・・ 内容はともかく、枚数は充分だという事でほっと一安心。
夕方、mGが6時過ぎには戻って来たので、よしやさんの病室を訪ねる。今日は抗癌剤を入れたと聞いていたので、ぐったりして話もできないんじゃないかと心配していたが、日頃のさわやかな笑顔はそのまま、動きもつい昨日までロッククライミングをしていましたという感じで軽やかだった。けれど、明日からは副作用に悩まされる事になるんだろうか。副作用は人によって出方が様々だと聞くが、ひどいものでない事を祈る。
ワイフの民との2ショットの写真が壁に素敵にアレンジされている。今日は民がお昼に来ていっしょにお昼ご飯を食べたらしい。 そう、よしやさんも凄いけど、民も凄い。こういうシチュエーションの中で、二人ともごく自然で、よりいっそう輝いている。 神の前に彼らは豊かだなあと思う。
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