たりたの日記
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2004年05月31日(月) 風の強い月曜日の窓辺で

今朝、目覚めの中に入ってきた空気は夏のもので、
まだ閉じた瞼を透かして届く光も夏のものだった。
首筋に滲んだ汗も、この気だるさも夏のもの。
夏が来たんだ…
わたしは夏が好きだったろうか…
半分夢の中で、そんなことを繰り返していた。

大きな波のうねりのようにエネルギーが満ちる時と、
そうでない時を繰り返す。
寒い季節と暑い季節とが繰り返すように。
そうしてまた気持ちの翳りのようなものはどんな時にも起こる。
太陽の光りにしろ、そこを雲が覆うとたちまち翳るのだから
それはとても自然なこと。

それにしても、
今日の風のなんと強いこと。
気持ちのよい初夏の風を満たしたいところだが
部屋がざらざらと埃っぽくなるので窓を閉めた。
すると、閉ざされた感じと、このじっとりとはりつく暑さ。
ああ、夏。わたしは夏が好きだったろうか…

この食べたくなさも夏のもの。
補給しなくてはならないのはむしろ別のものだと
どこかで分かってはいるけれど、
まずは食べなくてはならないでしょう。
バナナと凍ったラズベリーとブルーベリーに
ミューズりーヨーグルトをかけて昼ごはん。
白いヨーグルトに溶け出す赤と紫がうっとりするほど美しい。
ジューシーなグレープフルーツも丸ごと食べた。
これでよし!


さて、こういう日に仕事があるのは有り難い。
ティーチングモードは自分をしゃっきりさせるから。
さてさてモードの転換。
今日会う子ども達。
今日教えること。
わたしはわたしから出て、外へ向かうのだ。
深い呼吸をして、わたしはわたしを入れ替えた。







たりたくみ |MAILHomePage

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