たりたの日記
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2003年12月21日(日) |
今日から始まるクリスマス |
日本のクリスマスはどうやら12月24日で終了となるらしい。 いつだったか、12月25日の朝、それまでまばゆいイルミネーションで飾られていたデパートの前のクリスマスツリーが撤去されようとしていた。
クリスマスが終わるやいなや正月の支度に追われる日本においては、正月の前にはクリスマスなどなかったように町を塗りなおさなければならないからのんびりしてはいられないのだろう。
しかし、教会の暦では今日から降臨節、クリスマスが始まり、それは、東方の3人の博士がイエスを馬小屋に訪ねたとする顕現主日(今年は1月4日)まで続く。
今日はアドベントクランツにろうそくが4本灯され、クリスマスの礼拝が持たれた。礼拝は教会学校の子どもや親たちも出席し、子ども達は11月から練習してきたクリスマスキャロルを歌い、演奏した。
祝会はテーブルにそれぞれが持ち寄った料理が並び、なごやかな祝いのひと時を過ごした。
夜になって、ゴザンスの「ことばあそび」に「クリスマス」という詩を投稿する。お題は「めりいくりすます」
いつものように、言葉はひとつづつ降りて来た。
クリスマス
目には見えないものを見つめ 理解を超えた大いなる源へと心を放つ時
幾世代も語り継がれた詩を唱え クリスマスの、そこから始まる物語に耳を傾ける時
寥々としたこの荒野に「ひかり」は来たのだから すべての者に「ひかり」は注がれるのだから
マリアのか細い腕の中、産み落とされたばかりの赤子が眠り 救い主の誕生を寿ぐ歌を、星々が歌う夜
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