たりたの日記
DiaryINDEXpastwill


2003年04月28日(月) 宙吊りから解放されて

さて前回の続き。

こういう状況で遺書を書くなんてこれは私のサービス精神の旺盛さがなせる業なのだろうか、それとも単純におばかな早とちり?

いずれにしろ心配は杞憂に終わり飛行機は40分遅れで無事着陸し、私は予定通り恒例の寄り道、温泉行きを決行することができた。

別府北浜でバスを降りると真っ先に飛び込んできたのは海の匂い。雨あがりのためかその汐の香りはいっそう強く感じられた。

テルマスまで海岸に沿って歩きながら海のエネルギーを取りこもうと大きく息をする。曇り空の下海は青く美しいいつもの海ではないけれどそれでもかなたまで続く海を見ていると力がみなぎってくるようだった。。

毎日海辺を散歩できたらどんなにいいだろう。湖でも川でもいい、水のそばに住むことにあこがれるのは子供の頃は山に囲まれ、今は山も海もな関東平野の中に暮らしているからだろうか。
そんなことを思いながら湯上がりのほてった顔のまま、夕方の電車に乗り込み実家のある町へと向かった。その町は山に囲まれた美しい町。なつかしい山々の姿もまたうれしい。



たりたくみ |MAILHomePage

My追加