たりたの日記
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2003年04月24日(木) 舞台に蒔かれた種はごつい石だったが

昨夜は2時にベッドに入ったものの明け方までほとんど眠れなかった。ミュージカルの公演の前の晩ですら前後不覚の爆睡状態だった私にとってこんなことはまず珍しい。しかし予測はついていた。昨日のシアターXの特別公演「ある杖つき振りつけ師の畑の日記」の衝撃は確かに普通のサイズではなかったから。いったいそこからどんな芽が出てくるのか何が生え出そうとするのかは分からないまでもあの時舞台の上に蒔かれた石の形のごつい種はそれを見ていた私自身の内にも蒔かれてしまったことを知る。

羽田空港までの
電車の中、目は車窓に映る風景を追いながらも心は昨日の舞台での出来事の見ていた。
すると言葉が、たくさんの言葉が降りてきた。啓示のように。いつか見つけたひとつの方角。その方角と同じ方位を振りつけ師の杖は指しているように思った。

電車の中だというのに涙がはらはらとこぼれた。この種のことをいつか書こう。






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