たりたの日記
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9月からジムでラテンエアロというクラスを取り始めた。うわさには聞いていたが、これはやるとハマル。 ラテン音楽というのは聞いたり見たりするよりも演奏したり踊ったりする時にその醍醐味が深く味わえるのではないだろうか。 ラテンのリズムで動く時、独特の高揚感を覚える。身体の動きは官能的だが、抑圧された官能ではなく、どこまでも解放的なので、何か自分を解き放っているような感覚がある。それにしても全く異なるのリズムを持つ東洋人の中に炎のようなラテンのリズムに反応するものが存在するというのはおもしろい。
インストラクターの華麗な動きや長年やっている人のキマった動きにはとうてい追いつかないがけっこうこのリズムには乗れる。そしてこの動きがすっかり自分のものになった時、わたしの何かが変わるような気がしている。何かが加わるというよりは何かが外れるといった変化なのかもしれない。一皮剥けるという表現がぴったりかどうかは分らないが。
非常に速いステップなので45分間休みなく動き続けると半端じゃなく汗をかく。この後さらに2本、エアロビのクラスを取ったので1kも目方が減っていた。これだと理想体重まで後1kgということになる。身体の中から余分な脂肪が出ていくというのは見た目が細くなり、身体機能が良くなるというだけでなく、精神的にもずいぶん影響があるような気がする。ついこの前まで、自分の身体はどうにもできないものという考えしか持ち合わせていなかったのに、今は人間は自分の身体を変えることができるという積極的な考え方に変っている。
でも、ひねった見方をすれば、心がコントロール不可能になっている分、身体だけでもコントロール可能な状態にしておきたいと思っているのかもしれない。
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