たりたの日記
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2002年05月05日(日) |
みなしごにはしておかない |
地上で旅している私たち人間はいったいどれほど、孤独や精神的危機、経済的な圧迫、人間関係のもつれといったさまざまな生きづらさと遭遇しなければならないのだろう。 最近、精神を病む人たちとのかかわりがあり、私は通り抜けてきた危うい時期のことを思い出すきっかけになっている。生きていることがつらいとうその状況は今の私からはあまりに遠い。むしろ今の私は一瞬、一瞬、生きているということ、生かされているということに感謝し、自分の命を抱きしめて生きているように思う。けれども、今の私があるために私の通ってきた嵐のトンネルもまた必要だったのだという気がしてならない。 少なくとも、私が苦しむことがなかったならイエスのところへ行くことはなかった。そこにある慰めをいただくこともなかっただろうし、私がイエスの内におり、イエスが私の内におられるという体験をすることもなかっただろう。
永遠にあなたがたと一緒にいるようにしてくださる。(ヨハネ14−16)
わたしは、あなたがたをみなしごにはしておかない。あなたがたのところに戻って来る。(ヨハネ14−18)
かの日には、わたしが父の内におり、あなたがたがわたしの内におり、わたしもあなたがたの内にいることが、あなたがたに分かる(ヨハネ14−20)
愛がどういう形をしているか見ることはできないが、イエスの言葉の中にはそれが見える。人を癒し、人を立たせていく混じり物のない愛の形が。 イエスが私の中にいてくださるというのか、それならば私もいつかまっとうに愛することができるようになるのかもしれない。
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ヨハネ14章15〜21 ◆聖霊を与える約束 14:15 「あなたがたは、わたしを愛しているならば、わたしの掟を守る。 14:16 わたしは父にお願いしよう。父は別の弁護者を遣わして、永遠にあなたがたと一緒にいるようにしてくださる。 14:17 この方は、真理の霊である。世は、この霊を見ようとも知ろうともしないので、受け入れることができない。しかし、あなたがたはこの霊を知っている。この霊があなたがたと共におり、これからも、あなたがたの内にいるからである。 14:18 わたしは、あなたがたをみなしごにはしておかない。あなたがたのところに戻って来る。 14:19 しばらくすると、世はもうわたしを見なくなるが、あなたがたはわたしを見る。わたしが生きているので、あなたがたも生きることになる。 14:20 かの日には、わたしが父の内におり、あなたがたがわたしの内におり、わたしもあなたがたの内にいることが、あなたがたに分かる。 14:21 わたしの掟を受け入れ、それを守る人は、わたしを愛する者である。わたしを愛する人は、わたしの父に愛される。わたしもその人を愛して、その人にわたし自身を現す。」
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