たりたの日記
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2002年03月31日(日) |
イースター、そして送別会 |
毎年、3月にはいくつかの別れがあり、4月には新しい出会いがある。 去年の3月は7年間、英語講師として週に1,2度、授業に通っていた朝鮮学校の生徒や先生方との別れがあった。朝鮮語は数えるほどしか覚えられなかったが、日本で暮らす外国人の思いや教育にかける情熱、同じ祖国を持つ人たちのお互いをおもいやるやさしさ、そこにかかわらなければ知ることのできなかったことがらにたくさん出会った。
今年もいくつかの別れがあった。小さい頃から英語を習いにきていた中学生3人。去年1年だけ教えた小6のクラスの4人。そして、今日のイースターの日は9年間、私たちの通う教会で牧師をされた先生とアメリカからボランティア宣教師として英語学校の教師や様々な教会の活動を支えた方との送別の日だった。礼拝の後、持ち寄りの昼食会。会の最後には「神ともにいまして」という送別の讃美歌を歌う。アメリカから帰国して、社宅から一番近い教会にとりあえず通うことにしたのが9年前のことだった。子どもの頃から数えると6人目の牧師ということになる。それぞれの出会い、それぞれの別れ。
毎週日曜日の礼拝で聞く説教は私にとってはかなり大きなウエイトを占める。 その言葉で新しい週を始めたい。その言葉に力を得て歩みたいと思っているからだ。その牧者の言葉ではなく、牧者を通して語られる神の言葉。生きて働く言葉。それを得ることが出来て感謝の時期もあれば、得られずに渇望する時期もある。でもそれはそれで必要なことなのかもしれない。 4月、新しい牧師を迎える。
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