たりたの日記
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2002年01月23日(水) 夏を越したシクラメン

一昨年の暮れにいただいたミニシクラメンが夏を越し、
今薄ピンクの花を開き始めた。
まさか翌年にまた咲くとは思わず、庭の隅に鉢のまま置いておいた。
暮れに空いた鉢などの片付けをした時、まばらに出た葉の内側に小さなつぼみとおぼしき、先が丸くふくらんでいる小さく細い茎がいくつも出てきていた。世話らしい世話は何もしなかったのに、花が咲くのかしらとあわてて部屋に入れ肥料を施し、日当たりの良い南側の掃きだしのところへ置いたのだった。
つぼみはだんだん大きくなり、茎も逞しくなり、昨年同様のミニシクラメン
が見事に咲いた。
知らない間に育っていくことがある。
知らないところで庭の花たちも育てていただいているのだ。

終わりになってしまったかのように思えるミュージカル、けれども夏を越したシクラメンがぎらぎらした太陽のもとでは息を潜めていても、また冬が来るとつぼみを大きく育てやがてすばらしい花になったように、はや蕾は膨らみ始めているのかもしれない。
明日も歌の練習をしよう。


たりたくみ |MAILHomePage

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