たりたの日記
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いったいなんなのだろう。 朝めざめたときから、晴れがましさに満ちている。 うきうきと心が動いていて、鏡の前で笑っていた。 外に出るといっせいに花々が話しかけてくるようで、 わたしったらパンジーやセージやゼラニウムやはなみずきの木なんかを ひとつづつ撫ぜながらIlove you!と言ってまわったりしている。 道をすれ違う人みんなにおはようと言いたくて 電車に乗りあわせた人にもにこっと笑ってもいいような気になる。 ここは日本だというのに!(変な人だと思われるよ) 何かか違う。何かが起こった。 なんだかわからないけど不思議な力が満ちている。 今日はずっとこんなだった。 赤ちゃんたちは気がついたみたい。 幼児とお母さんの英語久ラスにおみそでくっついてくる赤ちゃんたちが 今日はいたずらもぐずりもしないてじっといっしょに体を動かしている。 やたらと目が合う。 おもわず赤ちゃんたちを抱っこして手遊びをやった。 やっぱりちがう、何かがちがう。 ということは私は気がつかなかったけれど 今まで心は晴れではなかったのだろうか。 こんなに光りが体中に注ぎ込んではじめて 今までの曇りに気がついている。 この晴れの気分をよく覚えておかなくっちゃ。 曇りのときを晴れと間違えないように。
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