たりたの日記
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2001年10月30日(火) 地球交響曲第4番

地球交響曲第4番のロードショーが10月28日より青山スパイラルホールで始まった。11月17日には上映会の後龍村仁監督の講演があるということが分かったので空席の問い合わせをしたが、もう手に入らないかもしれない。出遅れてしまった。私はだいたい情報に疎い。けれども、ほんとに必要なものは不思議なように不思議な方法で届くのであるが、今回もそれを体験した。

数日前のこと、もう25年以上も会っておらず、どこでどうしているかも知らない中学校時代の友人の夢を見た。翌日またその友人が夢に出てきた。ほとんどどういう夢かも覚えていないのだが、夢現の中で、私はその友人の名前をネット検索しているのである。はっきり目が覚めてから人の名前がネットで出てくる訳はないと思ったものの、疑いつつも検索にかけてみた。ところが名前は出てきた。「ひとコマスポンサー」というリストの中に掲載されている名前だった。そして「ひとコマスポンサー」というのが、地球交響曲第4番のひとコマのオーナーになって制作費を支えるというプロジェクトだったのだ。なんとも不思議な導きだった。

この映画の企画意図として監督が書いた文を衝撃にも近い思いで読んだ。「21世紀に生まれ育つ子どもたちのために」と題された文はその言葉のひとつひとつが私が出会いたいと思っていた言葉であった。私の内にありながら表現するすべがなかったことがら。
龍村監督は21世紀に育つ子どもたちに”霊性”を育てる必要性を説いているがその中の
『「全ての人の中に“霊性”の芽が必ずある」ということへの揺るぎない信頼です。』
という文にはっとする。この言葉のなかに、私が歩んで行こうとしている方向、こうしてここに日記を書いていることも含めて、私の願いや祈りが言い表わされていると思った。この深い感慨を表わす言葉が見つからないがこの出会いを感謝している。これからもっと知ることになるのだろう。出会いはまだ見えてはこない様々なことを含んでいるのだろう。

その企画意図の全文を私自身のために、またこれを読んでくださる方のために
転載させていただきたく、公式サイトにメールで問い合わせをしたが、全文はここで読むことができる。

http://www.gaiasymphony.com/g4.html


たりたくみ |MAILHomePage

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