たりたの日記
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マオさんから依頼のあったミュージカル『森のおく』で、子猫を探す時の歌 ができた。 今朝のこと、目覚めてからしばらくベッドの上で横になっていると、はじめのフレーズがメロディーと言葉とがいっしょになって出てきた。「どこにいるの子猫」というよびかけのフレーズだ。そうすると、私は森の中へ入っていき、歌を歌いながら子猫を探しはじめた。子猫を見つけたい気持ちでいっぱいになる。しばらく飼っていて事故で死んでしまったスケイローという猫を探していいた。実際、私たちの家族の中で一番先に天国へ行ったのがスケイロだったから、私たち家族は死んだらスケイロに会えるとどこかで思っているのだ。天国は森のように暗くて淋しいところではないだろうが、たくさんの猫達のなかからスケイロを探し出すというイメージを抱いている。 心と心はつながっているので、そのつながっている糸を引き寄せていけば、スケイロの心に行きつくと、つまりスケイロを見出せると、そんな気がしている。 はぐれてしまった人や動物を何とか見い出したいという気持ちの中には、強い願いや、祈りが混ざっていると思う。そういう時はそうとは気づかないうちに必死で祈っている。
そんな思いが歌を作っていった。ピアノで音を確かめ楽譜に書いてみた。ギターを弾きながら歌ってみた。 私の子猫をさがすイメージはこんな歌だが、作者のマオさんのイメージと合っているだろうか、ミュージカル全体の雰囲気とかけ離れてはいないだろうかと 心配になったので、できたままを歌詞をマオさんメールで送った。 マオさんが舞台で表現したいものが私の作った歌詞の中にあると言ってくださった。よかった! 初めての作詞、滑り出しは好調だ。
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