たりたの日記
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今日は英語学校のミーティングが長引き、10時すぎに駅から、家まで夜道を 一人で歩くはめになった。歩き始めてすぐにしまったと思った。 いつも遅くなる時はAが車で迎えに来てくれるので、ひとりで夜道をあるくことなど、久しくなかったのだ。あいにくAは出張中、息子を呼び出すのもためらわれともかく歩き始めたのだった。駅からいっしょに降りた人達はみな自転車で私を追いこしていった。目の前にはどこまでもひとっこひとりいない暗い道だけ。恐かった。自分の臆病にあきれながら、すごい勢いで歩きながら、口ではぶつぶつ主の祈りを唱えていた。これでは小学生の時、お墓の側の坂道を歩いていた時と少しも変わらないではないか。 家の明かりが見えてほっとしたこと。 こわかったことを白状すると次男のMが「ぼくが迎えにいったのに」という。 今度はそうしようと思った。だがまてよ、あんなにこわがりだったMはいったいいつこわがりじゃなくなったんだ? あの子がこわがりだったころはわたしはもっと強かったようなきがする。夜道だって平気で歩いていたような気がする。
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