たりたの日記
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月曜日の夕方のクラスに5年生になったばかりの女の子が3人やってくる。 この4月にスタートしたばかりのほやほやクラスだ。 この時期の女の子は特におもしろい。 子どもの無邪気さと、もう大人に負けない鋭さを合わせ持っていて、 そして空気のいっぱい入ったまりのようにはずんでいる。 まだクラスの時間まで10分もあるというのに、ピンポーンとベルが鳴る。 「待切れなくて、早くきちゃった。」 それぞれの特徴のあるエネルギー、でも共通しているのは好奇心でいっぱいのところ そのわくわくする気分が私にも伝染する。 新しく出会う言葉の世界がうれしいんだ。 いつも前を通っていた家の中に入ってくるのがおもしろいんだ。 私のことも、仲間のように見てくれている。 この頃の子達には、子どもに対してのようにではなく、仲間のように接するからだ。 ちゃんと、私が落としていることはすばやく指摘してくれる。 今日は3つの質問と答え,それから、色と数。 "What's your name? "How old are you? "Where do you live? あっという間に1時間が過ぎる。 こういうクラスのなんと贅沢なこと、 それぞれが近いところで交流しあえる。
彼女たちの好奇心を失わないようにするためには、 私もまた、はじめてのところに立つこと。 そして想像力と創造力を自分の内から溢れさせること。
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