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笑顔の理由 - 2001年12月07日(金)




前回の少年。



元気に挨拶してくれてます。
声にはあんまりださないで、ペコッて頭下げるだけだけど。(笑)


まだ、いろいろ抱え込んでる物だって多いはず。
でも振り切って頑張ってる。


彼の笑顔に感謝。




ただ一つ欠点。

「私の名前を呼んで。」



名前を憶えてくれてるのか、不安になるから。

私が彼の記憶の中に入っているか気になるから。


“恋愛”の“好き”じゃない。
そーゆー意味で彼の記憶の中に私を刻みたい訳じゃない。


私がやった行動を、ちょっとでもいいから思い出して欲しいんだ。


彼の名前を呼ぶと小さく笑う。
そんなちっぽけな行動を思い出して欲しい。


クラスの人からハブかれてたりしてた。
だからと言って、殻にこもらないで欲しいと思った。


笑わない彼は、彼じゃないんだよ。

別人。


だから、少しでも、小さくても笑う瞬間を与えてあげたかった。
彼の笑った顔が見たかった。



君をハブいたりしない人物がここにいる事を示したかった。
それを嬉しく思って欲しかった。
一人じゃないことを言いたかった。

それをバネに明るくなって欲しかった。また笑って欲しかった。





誰かから突き放された時に、一人でいる事が何よりも淋しい事。
それを私は知っている。

似たような体験もしたことあるし。


だから、同じ目に合ってる人がいると泣きそうになるんだよ。


人間の心の汚さに気づかされて。


そんな人を何人も見て来てる。

大体いつも「元気だせよ。」って笑ってやるのが一番いい。
結構そんな一言でも嬉しくて涙出そうになるよ。

一人じゃないんだって思える。

それをバネに笑える日がくる事も知ってる。
私も結構そうだったし。(笑)


だから彼にも私の行動を思い出して、バネにして笑える日がくることを願ってる。







彼は、私のそんな深い理由をしらないで、名前を呼ばれたから挨拶を返してるだけかもしれない。



それでもいいよ。


彼に声をかける理由を、彼は知らなくていい。

知る必要なんてない。




笑いながら私の名前を呼んで。



私の行動が、役に立っているかわからなくなるから。
彼の助けになったのか知りたいから。



私は彼の助けになったのか?



でも

少しは役に立ってるかな?

最近は、前より笑うようになったし。





明日、彼に質問してみよう。



「私の名前は?」ってね。



...

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