サーモンピンク・フラミンゴ
INDEX


2003年07月19日(土) きょんのセクシュアリティ

ワタシはこのサイト内で、恋人きょんのセクシュアリティを「ヘテロセクシュアルである」と紹介しているわけですが。

「女のあんたとつきあっていて、バイとは言わないわけ?」

と思われる人もいらっしゃるのではないかと。


ワタシも悩むところなんですが。


きょんに限らず、ここで名前が挙がっている、なっちゃんにしてもまりあにしても、やっぱり「バイセクシュアル」とは言えないですね。ワタシ的には。

この人たちがワタシより以前に、女性に対して愛情を抱いたことはないでしょうし、また今後そういう感情を持つこともないように思います。
もちろん性衝動なんかはさらにないでしょうね。

「素敵な人だな」という、憧れなどは持つと思いますが。(んー、それすらもどうだろう・・)
でもそれは、いわゆる同性愛的な感情ではちっともない、と。

まりあに「自分にそういう資質はあると思うか」という質問をしたときは「ないと思う」ときっぱり。
「じょりぃと」つきあった、という感覚しかない、というようなことを。
これから先に、また女性を好きになることはないだろう、と。

なっちゃんにも同じようなことを訊いてみたんですが、やはり「後にも先にもこれっきりだろうね」と。


は。


ワタシですっっっっっっっっっっっっごく懲りてしまったんだろうかふたりとも。


ごほん。


まあ、それはそれとして。


で、きょんです。
この人は、ワタシが言うのもなんですが、とってもオトコ好きです。
もちろん、女性にはとんと興味がありません。
でも、女性のハダカの写真なんかを見るのは好きです。
しかし、欲情しているわけではありません。ちっとも萌えてはいません。
単に「カラダ」を鑑賞するのが好きなのです。
胸の形がいいだの、腰がくびれててずるいだの、そういう観点です。

最近ふたりが大好きなテレビドラマ「大奥」なんかを見ているときでも、ワタシは「管野ちゃんかわえー」と画面にうっとりし、きょんは「上様ステキ〜」とうっとりしています。
上様に関してはワタシも「うん。ステキー」とうっとりしたりしますが、きょんがワタシに同調して「管野ちゃんかわいい」となってくれることはありません。


さてさて。


果たしてきょんはホントにワタシのことが好きなのでしょうか。

「ねえ、きょんてさ、他に女の人のこと好きになったりしないのかな」
「しないだろうね」
「ワタシはなんなの」
「じょりぃはじょりぃ」
「好きなわけ?」
「ああん?」
「男じゃないけど」
「知らなーい」
「きょんは男好きだよね?」
「そうだね」
「なんでワタシと一緒にいるのかな」
「うるせえ」

うるせえと言われてしまいました。
静かにしていなければなりません。

なかなか「好き」と言ってもらえないじょりぃなんですが。
まあ、それがきょんの性格ですから仕方ないんですけど。
そしてきょんのそんなところがけっこう好きなんでしょうねワタシも。

それで、どうなんでしょうね。
きょんのセクシュアリティの「くくり」というものについて。
ヘテロなのか、バイなのか。

そもそも、自分で言っておいてなんなんですが、「くくり」という概念がいけないのかもしれません。
性的指向というのは、かっちりきっちりと区切ってしまうよりも、グラデーション的な捉え方がいちばんワタシにはしっくりとくるわけですけれど。
割合的というか。
ワタシで言えば「萌え傾向 = 女8.3:男1.7」みたいな。
そしてこれも、その日その日で割合がまたビミョウに変わってくるような。その年その年とか。
「女4:男6」的な日もあったりするわけで。気まぐれじょりぃ。

その方式で考えると、きょんは


うううううううううううううむ。


「女0.2:男9.8」くらい?
ワタシが0.2にかろうじて引っかかっている、という感じで。
首の皮一枚の危うさで、きょんとの関係を続けるじょりぃ。
スリリングです。
人生って楽しいですね。

でもこの概念だと、自分としてはとても納得できます。
きょんの愛情が0.2しかない、ということではないのです。そのへん勘違いされそうですが。
「この人が好き!」と思える間口の広さが、女性に対しては0.2。(せまっ)
間口は狭いけれど、入ってしまえば、あとはふたりで愛情を育てるだけ、と。


しかしこう考えていってしまうと、完全に例えば「女0:男10」とかその逆の人の方が圧倒的に少ないのではないかという気もしてしまうのですが。
それはワタシが両性愛系同性愛(なんだそれ)の当事者だから、そんな風に思えてしまうのでしょうか。
ヘテヘテな世界では「女0:男10」があたりまえなのでしょうかねえ。


でもそういえば、「ヘテロだな」と感じる人でもワタシの場合たいてい気にせずにアプローチしてしまうのですが、それができない相手というのは確かにいますね。
ワタシにすごーーく好意的でありながらも「まったく脈ないな」と感じる人。
そういう人が「女0:男10」なのかもしれませんね。
まったく憶測で物言ってますが。

ちょっとリサーチしてみたい気分です。


そして

「きょんのセクシュアリティは?」と尋ねられた場合、
「くくり」で答えなければならないのだとしたら、ワタシはやはり「ヘテロです」と答えるでしょうね。
「あんたとつきあってるのに?」と問いつめられたら、「まあまあ」と。


何が言いたいのかよくわからなくなってきてしまいましたけど。

「くくり」って、めんどくさいですね。というのはあらためて痛感いたしました。
やれやれ。


じょりぃ |HomePage