サーモンピンク・フラミンゴ
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2003年04月03日(木) お手軽レズブーム?〜女性週刊誌グラビア記事〜

ん〜〜〜〜〜むむむむむむむむ・・・。(眉間にシワ)

と唸らずにはいられない、女性セブン4/10号のレズビアン特集記事。
長くなりますよ。覚悟してください。
トイレに行きたい方は先に済ませた方が。って、そんなに長くなりませんが。

ええと、まずはこの記事のタイトルから。
「いま“女同士”が気持ちいい 美人はビアン

美人はビアン言われても。
あたくしのように本当に美人なビアンはいいとしてですよ。

へい、すみません。

みやきちさんとこ見習ってここからはレヅを使わせていただきます)
まあ、美人なレヅはさておき、ぢゃあ、ブスなレヅの立場は?
いや、レヅの方には美しい人が多い気がします、実際。
やっぱ、がんばらなきゃというファイターな意識があるせいか(ない人もいるだろうけどさそりゃ)、凛として美しい人が多い。
って、ワタシの周りにリアルレヅがいないのでよくわからないんですけど、ネットで拝見する限りでは多いような。

はっ。

カオに自信のある人しか、ネット上で公開しないのかしら・・・。

ああ、だんだん、誰につっこんでるのかわからなくなってきてしまった。
なんだか自分にばかりツッコミを入れているような気が。

ポイントは「ビアンは美人」でなくて「美人はビアン」という点です。
要は「レズビアンの人って美人が多いよね」つうことではなく、「あなたも今時の美人なら、レヅ体験くらいしとかないとね」つうことです。
そうですよね? 女性セブン様。

気に入らねえ。

「いま“女同士”が気持ちいい」というのも、かなり手抜きな安いコピーです。
そもそも「いま○○が××」って古いよそれ。しゃっきり仕事するように>編集。
だいたい「気持ちいい」からレヅになるんですか。
もしたとえセックスが気持ち悪くたって、ワタシは女性が好きですよ。
安いです。わざと安い表現にしてみたわけでしょうか。
それはもう、このあいだ入ってきた「ブランド春物が、なんと99%引き!」というチラシくらい安い(びっくりしましたよ。99%引きですよ、奥さん)。
女性週刊誌だからしょうがないんですか。
ワタシにこんな「安い安い」言われて悔しくないのでしょうか、編集者。
って、悔しいというか、ハラワタ煮えくり返るでしょうけど。

で、なんかサブタイトルみたいの。
「ちょこっとレズブーム」を街角リポート

よく見ると「レズ」のとなりにちいっちゃく「ビアン」と書いてあります。
ありがとう。
差別表現しないように、精一杯気を使ってくださったのですね。

同性愛についても賞賛するカタチで記事にし呼び方にまで気を使っているリベラルな週刊誌ですよみなさん。(<よそ見しながら無表情)

で、記事トップは最近日本に上陸、売り出し中のt.A.T.u.です。
タトゥについては、ワタシ、日本でブレイク前にネットでCD購入し、実ははまっていました。
タトゥはロシアのロリ&レヅデュオでございます。よく見るとたいしてかわいくなかったりするんですが。
まあ、物珍しさで売り出そうという戦略的な部分は気に触ったといえば触ったのですが、曲は全体的にカッコ良かったし、最近元気のないロシアから、世界を席巻するような、しかもレズビアン少女デュオということで「がんばれー」なんて思っていたわけです。
プロモのキスシーンもそれなりに楽しめたし。
「まだ16と17だってよ」
「若い恋だね。いつまで続くのだろうかね。傷つくのだろうね」
なんて、きょんと二人で、星飛雄馬を見守る明子姉ちゃんのような心持ちで心配していたのですけど。
プロモの中でも「歯を磨くときも一緒なの☆」「大好き☆」みたいなこと言って抱き合ってたもんだから、その一途さがお姉さん心配だったのよ?

が、しかし。
最近になって「実はふたりともボーイフレンドがいます」「バイです」ですって。

だましたな。

「おまへもバイだろうよ」というツッコミが聞こえてきそうですが。
それとこれとは違うのよーーーーーーーーー!
「だましたな」というよりは「たばかったな〜」と、武士のようにすごみたいような、そんな気分。

ま、いいんだけどね。彼女たちの好きで。(あっさり。なんなんだ)
CD好きだし。まだヘビーローテーションだし。

ジョディ・フォスターなんかも取り上げられてます。
この人、カムアウトはしていないけれど、既に女性パートナーと子供育ててるし「不言実行型カムアウト」をなさってますね。
ジョディあたりをせっせとマジメに取り上げてくれるといいんだけどな。
他にも何人かのセレブが取り上げられておりますが、気になったのは元スパイス・ガールズのジェリ・ハリウェル。ジンジャー・スパイスでございます。

何を隠そう、ワタシはスパガファン。
マンガみたいにキャラの立った5人が大好きだったんですよ(は。いつの間にか過去形に!)。
ジェリが抜けちゃって、今4人ですけど。当時みそっかすだったヴィクトリア(でも一番好きだった)が女房魂全開で「スパイス・ガールズ」の名前をなんとか残してくださっていますね。
そんなわけでベッカムもがんばってくれ。おまえ様が消えるとき、スパガも消えてしまう。

そのジェリの記事の中で気になる文章が。
「酔った勢いで試してみたけど、自分には同性愛志向がないと自覚した」

これ、別のソースでも読んで知ってはいたんですけど。おおもとのソースは信用ならない英国タブロイドですから、うのみにはできないんですけど。
でもね。
ジェリのバカ! ていうかアンタ、怪しいとワタシはまだ睨んでおりますよ。
脱退の原因はメルCとなんかあったからじゃないか、と勝手に推測するほどに。(信じちゃいけませんよ。ワタシの勝手な妄想ですから)

ワタシが心配なのはですね。
「流行りだから勢いで試してみたけど、やっぱ女同士はキモイ。男のがいいよね〜」なんていうアホが増えるのではないかということですよ。
「ジェリも言ってたもんね〜」みたいな。

でもまあ、それもそれでいいか。(怒りが持続しないへたれなワタシ)
心配してもキリがないもんな。

あ、日本人では、なぜか浜崎あゆみが取り上げられております。
ベストアルバムのジャケットやら販促印刷物やらが「あゆ×あゆ」のラブシーンだということからみたいですけど。
だからってレヅなのかいな?という感じはありますが。ファンにはたまらないでしょうね。

でも、あゆのことを何とも思っていないワタシでも、確かにあの一連のプレス関係はドッキリしました。「あら、ちょっといいわね」みたいな。
ていうか、すごいナルシストぶりという気もしますけどね。
あゆの発案じゃないんでしょうけど(あゆのアイデアだったらたいしたもんだ)。

友達同士、街角でべたべた抱き合う女子高生などが増えるんでしょうね。
女同士ハグすることを「アユる」とか言っちゃったりして。
耳元で高〜い超音波のような声で歌い合ったりして。
なんだかこそばゆそうです。案外いいかもしれませんね。

ああ。あと2ページ分の記事について言いたいのに、長くなり過ぎましたです。
しかもまとまりはないわ、話は脱線するわ。どーもすみません。
続きは次回に。


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