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熱血青春日記(癒し系)
ゆう
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2006年01月01日(日)
食物繊維

 彼女さんが泊まりに来てます。
 大晦日は泊まってくるって言ってあるから、朝9時半までに家に帰ればいいんだ、と寝る前に言っていたのでそれに間に合うように逆算すると、朝8時に起きればよい。
 果たして朝8時になり、自分はぱっと目が覚めましたが、お姫様はまだ夢の中。
 リビングに降りて朝食を作り、用意をしてから起こしに行きました。
 目を覚ました彼女さんと朝食をとった後、車に乗せて一路彼女宅まで。

 久しぶりに朝食なんて食べたので、彼女を送り届けて帰る途中は胃が凭れて仕方が無い。ファイブミニをコンビニで買うと、
「明けましておめでとうございます、これは粗品です」
 などと言ってボールペンをくれた。へえ。そんなキャンペーンが。

 なんか個人的に正月気分がゼロなので、家に帰ってくるとさっきまで彼女さんが寝ていた布団に転がってお笑い番組を見ながらひたすら寝る。
 このまま寝倒すぞと思っていたら、親(そういえば久しぶりに会った)が部屋に入ってきて、買い物行くから車出せ、と抜かしておる。自分で出せやと思って出かける準備をしていたら、やっぱりオレが出すわ、と親父が自分の車を出してくる。あーた最初からそうしなさいよ。


 車の中でもひたすら寝て、目を半開きにして荷物持ちに徹しておると、クリスマスプレゼント(自分は親にボジョレーヌーヴォを送っていた)とお年玉代わりに服でも買ったるか、と言われたので、そういえば上着がほしいと思って服売り場までフラフラ流れていく。
 去年まで来ていた上着がそろそろボロボロになってきたので、ここ最近はふぶきの中をシャツ一枚でマフラーもせずに外へ出ていたのです。あんた見てるだけで寒いからとにかく上着でも買いなさいよ、と前々から言われていたんで、見て見ることに。
 うちの親はこれでも昔はファッション・ショーに出品する服のデザインをやっていた(らしい)人で、服の専門家。何だか名前は忘れたけど、首と袖のところにファーみたいなのがついているやつを買いました。
 その後、そういえば仕事用のワイシャツがほしいな、と思ってそれも買っていただくことに。仕事用のワイシャツとか言う時点で何かが違う気がする。

 もう眠いから何でもいいかなと思ってワイシャツをあさっていたんですが、どっこい僕の場合何でもいいわけじゃない。体のつくりがちょっと違って、男にしては首が細くて手足が長いのだ。これでお腹が出てなきゃスマートな体型なんだけどなあ。

 だから、標準サイズを買うと首回りと袖が合わない。
 まあ、サイズが合えば後はなんでもよろし、と思っているとうちの母が
「あんた、こんなのあるよ。これいいんでないかい」
 と言って超ドピンクのシャツを持ってくるのでラリアットかまして黙らせました。仕事用や言うとるがな。

 結局おかんに任せとくと黄色だのピンクだの謎なのしか持ってこないので、自分でさささっとコーディネートしました。黒のシャツと、それに合う濃紺のネクタイもセットで。店員のおばちゃんがやたらと
「お兄ちゃん趣味いいねえ! 見本より良いコーディネートだわ!」
 と、やたらめったら褒めまくってました。正直あの見本は何も考えずにやってる気がするんだが。

 家に帰ってからもひたすら寝る。
 彼女さんが泊まりにきていたのですっかり失念していたが、明日は倶知安に旅立つ日なのである。