日々日記
いちらんふるいあたらしい


2004年03月10日(水) 携帯電話と電気とわたし

携帯のバッテリーがダメになっちゃって、
どこか押すとすぐ「ピー」といって電池切れになっちゃうようになった。
ムキー!!
大事な電話を取ってもピー!
メールが来てもピー!

なので、機種変更。トホホ。

予定外の出費だよぅ。

で、今回は直接ドコモショップに行かずに
母の職場に出入りしている業者さんに頼んだため、
手元に届くのと、使える携帯の新旧が入れ替わるのとの間にタイムラグが生じ、
20時間ほど携帯が使えない状態になった。

そんな時に限って、
わたしと連絡をとらなきゃならない人がぽこぽこ出てくる。
いやはや。
ご迷惑をおかけしました。


新しい携帯にはカメラがついていた。
(メールできればいいから一番安いのを今すぐ売ってと頼んだ結果)
わーい。デジカメ買わなくていいやー。

ぼちぼち、日常の様子やわたしの部屋の面白いものコレクションを
サイトでアップしたいと思います。
そして、美しい山口村の景色も。


あー。
すっごい昔にここに書いたんだけど、
近所にあるすごく美しい渓谷(阿寺渓谷という)の上流に
日本最大のダムと発電所を作る計画は、なんとなくなりました!

地元はがっかりのようです。
入ってくる予定のお金が入らなくなったし、
ダムの建設のために予算をつけて道や橋をちょびっと作っちゃったので。

inu-chanはウッキウキです。
あんな美しい場所、なくさないほうがいいに決まってる。
あの美しい水も景色も、死なずに済んだ。

そして長い目で見れば、利便性の追求で変えた環境から生じたひずみは
めぐりめぐっていつか人にかえってくるので、
そのしっぺ返しをひとつくらわずに済んだのだとおいらは思うなり。

流域に人が住んでるわけでない、
氾濫して困るわけでない、
こういう川は、ダムにしないでいこうよ。

そこにあるだけでいい。
そこにそのままあることが大事。


水はエーゲ海のように青く澄み、真夏でも冷たく、
青も緑もとにかく美しい渓谷です。
もし長野県木曽郡に来ることがあったら、ぜひ行くことをおすすめします。
クマが出るので、鳴り物を持っていくとよいと思います。


しかしながら、一方で電気の問題も重要な課題。
電気がなかったら、1秒だってまわらない現代だから。

『パンドラの箱』原子力に頼らずに、個々の家々で発電できる仕組みが
早く一般化しないかなと思っています。
ガスメーカーがんばって。

こんなニュースがありました。
「国際熱核融合実験炉の建設地交渉が難航」
未来のエネルギーを国際協力で開発する計画らしいですが。
…どうなんだろう。
太陽の燃えてるのと同じことを地上でやろうというものすっごい計画。

そのエネルギーを、ちゃんと制御できるんか。
今の人類に果たしてちゃんと扱えるのか?
制御して、使う、そのための計画なんだろうけど。
心配。

第五福竜丸が被爆する原因になった、
太平洋ビキニ環礁でアメリカが行なった水爆実験。
あれって、計算間違いで想定してたよりも規模がおおきくなちゃったと、
信濃毎日新聞の短期連載で知りました。
なんていうことかしらね…。

核融合炉だって、もし計算違いで地球がふっとんじゃったら、どうすんのよ?

もう少し、わたしはいろいろ知っていかなくてはならないなぁ。

それと、イラクで落とされている爆弾、日本の核のゴミを原料にしている
ものがあると知りました。
わたしたちが電気を使うと、知らないうちに戦争に加担しているのだと知って、
すごくショック。

人間はどこへ行くつもりなのかなぁ。
居場所はここしかないのに。


inu-chan