日々日記
いちらん…ふるい…あたらしい
友達に木曽馬の飼育係をしている子がいる。
今日配達で近くまで行ったので、久しぶりに顔を出してみた。
木曽馬は道産子のような農耕馬で、がっしりした短い脚をしている。 馬にしちゃ小さいほうだけど、このへんで見ることのできる哺乳類の中では やっぱ大きいほうだ。 (牛といい勝負かしら。木曽馬の脚は牛よりはるかに太い。 カモシカは木曽馬よりずっと小さい。)
干草をもらって食む馬たちの尻をずっと見ていた。 よく締まったいい尻だなぁ。
うっとりしてたら友達が「これあげて」とニンジンスティックをくれた。 馬たちは常に視界のはしっこで飼育係の女の子たちの動きを見ているので、 すぐに察知した模様。 あ。馬の目の色が変わった。
キャァ〜。 馬がわたしに向かって我先にとものすごい勢いで集まってきた。
ヒィ〜。待って。待ってよう。 くちびるを尖らせたり、歯を見せたりして「欲しい欲しい」って。
んが、食べ終わったら、さぁーっと散っていった。 なんとゲンキンな。 触ろうと思ってたのにぃ。
でも柵の近くに行くと、1頭ずつ近寄ってきたので観察できた。
馬面(うまづら)、と言うとあまりカッコイイ顔を指さないことが多いのだが 実際の馬の顔は、とても精悍でかっこよかったので驚いた。
ん〜。 競走馬は脚がスラッと長くて、例えるなら長身の外国人俳優。 木曽馬はずんぐりと詰まったハンサムさんということで真田広之って感じ。
触ると砂がいっぱいついてて、とっても温かかった。 わお。生きてる温かさ〜。好き〜。好き好き〜。
ちなみにそこには、たくさんのウサギとウコッケイと、 ヤギとヒツジとフェレットと ミニ豚とメダカとカブトムシとウズラがいる。 夏はオートキャンプしに訪れた家族連れに大人気なのだという。
…ウズラってなんなんだ一体。
というわけで、今日のまとめ。 ハンサムな木曽馬は言うならば馬界の真田広之です。 オホホ。
inu-chan
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