I create you to control me
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| 2005年08月18日(木) |
批判するのはわるくないけれど |
SCを少しやった人に話をきくと「学校の理解がない」「学校の先生はSCの使い方をわかっていない」といった批判がでる。
SCはたしかに、もっぱら教師コンサルテーションや、外部ネットワークとの連携をとるのが仕事であるという見方ができるし、それなのに学校では一日中、特定の生徒の対応をしてくれと頼まれると「ええ、それでいいのか?」と動揺する気持ちはよくわかる。どうも、自分がいま困った状況にたたされているようだ、ということを認識しないでいるのはマズい。
しかし、SCに対してでなくても、クライエントというのは一般的に、セラピストの実像からは離れたイメージを持ってやってくるものだし、それはそれで何にも悪いことではない。単に、それは僕らのやっていることとの実情と違うというだけのことだ。
そもそも、セラピーでなくても、僕は昔の友だちがやっている仕事内容を正確に認識しているわけではない。タレントのマネージャーになってる人がいるが「みんな、俺の仕事を華やかだと思ってるんだろうけど、わかってないな〜」と心のなかで思ってるかもしれない。それは知らないんだからしょうがないことだ。知ってみて、ようやく相手に何を求めたらいいのか分かってくるというものだ。
疑問なのは、おそらく個人心理療法をやっているときに、相手方がセラピストの実像からはなれたイメージを自分に投影してきたとして、そのときに「わかってない」と嘆くセラピストはいない。また、言語的な関わりができそうもないクライエントに、「言葉でのやりとりができないなんて」と腹をたてるのも変だ。それなのにどうして学校の場合には、「わかってない」とブーたれることになるのか、僕はよくわからない。
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hideaki
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