I create you to control me
DiaryINDEXpastwill


2005年06月21日(火) 社交場なのか、それともリラックスする場所なのか。

会議×2に、1年生のフィールドワーク。

先週、『A湯』にいったあと、数人は図書館で文献をあたり、数人はもうひとつの『B湯』にいってきたそうな。ここ15-6年のあいだに、銭湯は客離れをくいとめようとリニューアルをしてきた。そのなかの大きなものは、番台と脱衣場が仕切られたことである。いわゆるプライバシーが守られる空間ができたということだ。B湯はちょうどこのリニュアーアルの波にのってこの方式にかわった。『A湯』はその波にのれず、いまでも昔ながらの銭湯の間取り。

どちらがいいということもないし、悪いということもないが、確実にわたしたちはB湯のような空間の方を好ましいと感じてしまう。『A湯』であんなに話しかけてうるさかったおばちゃんたちは、『B湯』にはいなかった、らしい。銭湯が社交場であるというのも、かならずしもどこの銭湯もがそうであるということではないようだ。

そして、ある学生がいっていたことに「なんか、B湯の方が寂しいってかんじだったけど、でもなんか気持ちいいって感じもした」というのはなかなか難しいところをついた発言ですね。人間的なつながりが強く感じられる方がよいから、そういう空間を求めるのか、それとも気持ちのよさを求めるのか。お風呂という空間をどのようなものととらえるのかによって、それもかわってくるのだろうけれども。

でも学生の「決め難いよねー」という感想は、銭湯の今度にとって、少し明るい材料なのかもしれない。


INDEXpastwill
hideaki

My追加