I create you to control me
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2004年04月15日(木) |
はつチョショ・はつジュギョウ |
お昼、学部のレターボックスを見てみると、勁草書房さんから小包が届いている。『私たちを知る心理学の視点』尾見康博・進藤俊彦(編)。僕の担当は第1章の臨床心理学である。
共著とはいえ、初めの本がでた。自分の名前がのっているのをみるのはウレシイ。店頭には4月19日にはならぶらしい。みなさんも興味があったら手にとってみてください。
はじめてこの本の依頼をされたのは2年前の発達心理学会だった。当初は博士論文と並行ですすめたからけっこうしんどかった。中学校に許可とったりするのも神経をつかった。
しんどい思いして早く書き上げたわりには、諸般の事情から発刊は遅れ、結局2年がたってしまった。でも、その間に自分自身、理解がすすんだところもあったしよい時間だったと思う。
午後、大学では今季の初授業。題して『現場心理学』。人間のこころにはいろいろな見方ができるということを、ブルーナーの2つの思考モード、客観主義vs社会構成主義という話を例にとってしゃべってきた。まあまあの出来だったんではないだろうか。
この授業には大福帳を使うつもり。受講生も少ないからまだいいが、それでも来週からはしんどくなるなー。
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hideaki
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