2001年07月07日(土) |
もう一人の日記の師匠 |
といえば故 浮谷東次郎。 筑摩から出ている3作はみんな読んだ。
根っからのオトキチ(オートバイ狂)。 僕も同じ。 中学の時の話とか、高校の時の話はバイク中心に書かれている。
どの位好きかというと、サテンで一冊丸々読んで、 そのままファンレターを書いた事があると言う事実。
故人にファンレターは可笑しいのだが、 その時は書かずにいられなかった。
唯一、苦手だった3作目「俺様の宝石さ」 アメリカの留学の話。
浮谷東次郎の本と出会って10数年。 今一番のお気に入りは「俺様の宝石さ」。
バイクがとか車がとかじゃなくて そこに彼の自立心が見えた。
そこでまた他の2冊を読んだ。 そこにもいかにして親から巣立てばいいのか 苦悩する浮谷の心が見えてくる。
浮谷は僕の日記の師匠になった。
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