2004年07月10日(土) |
「思うわずらうことなく愉しく生きよ」/江國香織 |
3姉妹の物語、ということで、自分もそうだし、期待して読んだのですが、 うーーーーん。
結婚して長い長女、同棲中の次女、彼氏の定まらない三女、の物語なんだけど、 それぞれの性格もよく出ていていいんだけど、
なんてゆうか、みんなが自分の生活や暮らしの中で「男の存在」や「セックス」に重きを置きすぎている気がして、なんか不自然さを感じてしまいました。
そうゆうのは人によって違うしこれは小説なんだけど、私が思うのは、
恋愛や結婚をしていて、相手(男性)は自分の中で大きな位置を占めるのは否めないけど、 なんて言えばいいんだろう、 自分の価値観が疑問に思えるときって時々あると思うんだけど、 「自分はこれでいいのかな」みたいな、
そうゆう疑問を持たずにただ自分だけの正論を貫いて生きることが、 それが悩みとかから回避する理由でそれが「愉しく生きる」とゆうことだったら、 それはちょっとむなしいんじゃないかなぁ、と思えたのでした。
大事なものの優先順位はひとそれぞれなんだけど・・・
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