監督 犬童一心 出演 池脇千鶴、妻夫木聡
渋谷シネ・クイント
複雑。 単純に良かったとか面白かったって素直に云えなくて。 でもずっとずっと観てから喉につかえた魚の小骨みたく 自分のなかにひっかかってる。
忘れてた過去の思い出を掘り起こされたり 現在のことにも不安の礫を投げつけられた。
今までの経験からでもわかってはいたことを 改めてつきつけられて 私はラストシーンのジョゼのように風を切って歩いていけるのだろうか? 泣き崩れる恒夫は色んな人にオーバーラップする。 自分自身にも見える。
ジョゼは最初から覚悟をしていて 私もそんな部分もあるのだけれど やっぱり永遠を信じたいので見て見ぬふりをしているのだが 現実を突きつけられてしまって それでしんどく感じた。
全然ファンタジーじゃないなぁこのお話し。 きついなぁ。リアルだなぁ。チーちゃんのおぱいもね。
お魚ホテル素敵。行ってみたい。実在なのね。
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