徒然ハトニッキ
(映画編)

はとの不定期映画鑑賞日記。

2004年01月04日(日) ジョゼと虎と魚たち

監督 犬童一心
出演 池脇千鶴、妻夫木聡

渋谷シネ・クイント

複雑。
単純に良かったとか面白かったって素直に云えなくて。
でもずっとずっと観てから喉につかえた魚の小骨みたく
自分のなかにひっかかってる。

忘れてた過去の思い出を掘り起こされたり
現在のことにも不安の礫を投げつけられた。

今までの経験からでもわかってはいたことを
改めてつきつけられて
私はラストシーンのジョゼのように風を切って歩いていけるのだろうか?
泣き崩れる恒夫は色んな人にオーバーラップする。
自分自身にも見える。

ジョゼは最初から覚悟をしていて
私もそんな部分もあるのだけれど
やっぱり永遠を信じたいので見て見ぬふりをしているのだが
現実を突きつけられてしまって
それでしんどく感じた。

全然ファンタジーじゃないなぁこのお話し。
きついなぁ。リアルだなぁ。チーちゃんのおぱいもね。

お魚ホテル素敵。行ってみたい。実在なのね。


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