監督 ロマン・カチャーノフ
渋谷ユーロスペース
3本立てでした。
『レター』 母親としてはダメダメだなぁ。 旦那さんにいつまでも恋してる奥さん。 遠くにいる旦那さんのことを思って家事も育児も手につかなくなる。 そんな母親を坊やがはげますという 日本人的にはありえん内容ですね。 ---亭主元気で留守がいい。私には子供がいれば大丈夫よ。 所詮、旦那は他人だもの・・・ そういうのはやっぱりなんか母親としてはまぁいいのかもしれんけども やっぱ女としては終ってるよね。
まるで手塚治虫が描く女性像のような美しいママ。 女性として憧れます。
『ママ』 前作とうって変わって母性による妄想作品。 ここでは父親いっさい出てきません。 ママが買い物出かけている間に妄想する 留守番するぼうやに降りかかる災難の数々。 この作品のママも白くて細くてか弱い少女のようで こんな調子でこの先1人でぼうやを育てていけるのか観てるこっちが心配になるような人。 だからこそ最後のママの涙は感動的。
『ミトン』 ロシア妄想三部作って感じですね。 またしても父親不在家庭です。 時代的に男の人は兵役に就いているのでしょうね。 だからこそ母親と子供が主題のアニメーションが大事な時代だったのかも。
懐かしいな。 こんな風な一人遊び私もしてたと思う。 何かを生きてるものに見立てて。 夢と現実がごちゃまぜになるような感じ。 子供の頃の思い出 「あれって本当に現実だったのかな?」なんてこと沢山あるよね。 沢山の夢や希望があってその中で遊んでいた。 そんな思い出が鮮明に蘇った。 でもあの頃も今もあんまり変わってない気も。 現実に生きてる感触が薄い。 大人になれていないせいなのか。
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