徒然ハトニッキ
(映画編)

はとの不定期映画鑑賞日記。

2003年05月05日(月) シカゴ

監督 ロブ・マーシャル
出演 キャサリン・ゼタ・ジョーンズ
   レニー・ゼルウィガー
   リチャード・ギア

幕張にて


アカデミー賞とったってことで
この監督さんも元々ミュージカル畑の人だし
これからミュージカル映画増えるんですかね。

他にどんな作品がアカデミー賞の候補に上がっていたのかよく知らないけどさ
「これが最優秀作品賞!?」
てな感じで疑問符の嵐です。
なんか別に賞とかとってなかったらもっと寛容な心で観れたかもしれんなぁ。

私は古いMGMのミュージカル映画が大好きでして
なんかそういうのと比べると非常に作りの荒い作品だと感じるのだよねぇ。
もともと「シカゴ」自体が舞台作品だから映画も舞台の雰囲気を出そうという方向で作っているわけだから、ミュジーカル映画といっても私の好きなそれとは
別ジャンルと言っていいほど異質ではあるんだけども…

やっぱり踊れない人を主役にもってくるのはどうなんかなぁってことだ。
ものすごくカットとか振り付けとかでごかしてはいるけども
やっぱミュージカルなんだからごまかしきれないでしょうよ。
レニーは確かにかわいくて魅力的だけども
レニー程度のランクの俳優を持ってくるならもっと技術的に優れた
新人を使った方が良かったんじゃないのー?

しかもリチャード・ギアもねぇ
パンツ脱がれてもねぇ
あんなにソロのタップ長々と見せられてもつまんねっす。

でもキャサリン・ゼタ・ジョーンズは凄く格好良かった!
あんまり大した女優さんという認識はなかったのですが
あんなに唄って踊れる隠し芸を持っていたとは!!!
ルイーズ・ブルックス風のボブヘアーもいつものゴージャス女優ヘアより
似合ってるしさぁ、ダンスもセクシーだし、ハスキーな歌声も素敵だった。

なので冒頭のALL THAT JAZZとか舞台版の主役さんと一緒にやってる
監獄のシーンなんかは物凄く良かった。
レニーも腹話術の人形に扮してのダンスは良かった。


本当に良かったのは前半まで。

一番最後のシーンが一番ダメダメだー


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