2002年01月05日(土) |
ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ |
監督/ガイ・リッチー 出演/ニック・モーラン/ジェイソン・フレミング/ジェイソン・ステイサム/デクスター・フレッチャー
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今更ながらやっと拝見。 おもしろーい!これは面白いね。
バラバラのピースが最後にカチっと組み合わさるっていう手法は まぁ小説なんかではよくあるのですが、私はこういった構成が好きだ。 最初はワケわかんないのね。 「登場人物の名前覚えらんねーよ!あぁ?いきなり違う場面じゃねーか!」 とかブツクサいいつつ読んでるんだけど気がつくと物語の本流にすっかり呑まれてるという…。
今までもこういうパターンの作品はあったと思うけど ここまでわかりやすくキッチリとできたものは無かったんじゃないかなぁ。 登場人物多いけど無駄が無い。
で、ガイ・リッチーさん。 いきなり初監督作品でこんなに面白いの作ってしまって大丈夫? 次作の「スナッチ」未見ですが評判イマイチでしたねぇ。 今度、是非チェックしてみますが。 フィンチャーとかもそうだけどミュージックビデオとか撮ってた人達って もう自分のカラーとかスタイルができちゃってるから大変だよね。 やっぱ純粋な映画作家としては辛いんじゃないかなぁと思う。 スタイリッシュだけでは続かないよね。 自分の内面の何が伝えたいのかっていうのが明確にないと。
でもミュージックビデオ出身の監督ってやっぱ映像が面白いし 音楽の使い方も凄く効果的で観てて、とっても面白いよね。うまい。 この作品もサントラで使ってる曲がみんな格好良い! 丁度、年末年始にストゥージズ聴いてたんで 「I WANNA BE YOUR DOG」はジャストな気分だったよ。 あと嬉しかったのはローゼス。久々に聴き返してしまったよ。
ドライでクールな感じで観後感スッキリ。
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