徒然ハトニッキ
(映画編)

はとの不定期映画鑑賞日記。

2001年02月25日(日) BROTHER


監督 北野武
出演 ビートたけし/オマー・エプス/真木蔵人/寺島進

舞浜イクスピアリAMCにて

世間では「ソナチネ」の焼き直しだという意見が多数あるようですが
私は北野のヤクザ映画を観るのは初めてだったから素直に楽しめた。
世の映画評論家はこぞって北野映画批判を毎回してるけど
結構、私はこの人の映画は好きだな。

オマー・エプスは演技する人だからちょっと浮いてう感じもしたけど
わざとその辺りを狙ったのだろーか?
それに顔がかわいいじゃないか・・・。

北野映画の特徴として「説明的な演出はしない」っていうのがあるけど
加藤雅也と石橋凌に関しては説明省きすぎな気がする。
あの二人の部分に関しては撮影ももっとしたらしいいけど
北野の手によって結果的に削ぎ落とされてしまったらしい。

寺島進が最高だったね。
バスケシーンは笑かしていただいたし
ピストル自殺の時の表情もよかった。

タケシの演技者としての存在感も凄い。
何も言わずにカメラに写ってるだけなのになんであんなに怖いんだ?

残酷シーンは確かに痛そうだけど思い返してみると全部笑える。
特に大杉漣の切腹。コントみたいだよ。


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