徒然ハトニッキ
(映画編)

はとの不定期映画鑑賞日記。

2001年01月05日(金) 愛のコリーダ2000


監督 大島渚
出演 藤竜也/松田英子

シネ・アミューズにて

美しいの。全部。
着物も帯も。三味線も歌声も。
女の人の姿も気持ちも。
きっつぁんもお吉も二人の行為も。

どこが猥褻なんだろー?
強いて言えば作り物の切り取ったイチモツかね。
あ、あと婆さんのオシッコも。

お話は確かに単なるポルノなんだけどね。
でもキレイなんだな。

日本映画を観た時に感じるのはハッキリ言って「猥褻感」なんだよね。
居酒屋の便所みたいなイメージ。
特に若手監督が作るような「セックス・ドラッグ・バイオレント」みたいなの嫌い。
「これがリアルなニホンの若者」とか言われるとゲンナリする。
そんなリアルは私の中にはないし、糞とゲロばっかりで吐き気すらしてくる。
皆は美しいものは好きじゃないのかな?って疑問に思う。
だから私は自然と日本映画を観なくなってしまった。

でも「コリーダ」は美しかった。
観てよかった。

でも下世話な話、
藤竜也はエライっちゅーかスゴイっちゅーか・・・。
松田英子は写真よりもずっときれい。
体もきれい。


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