苦闘 - 2006年05月20日(土) こんなにピアノ練習するの、何年ぶりだろうな。 ていっても毎日1時間程度、日によっては30分くらいだったりするけど。 そうなんです、今年の仲間との発表会に選んだ曲が 難しすぎた。(><) ベートーヴェンの「ピアノソナタ第28番」。 それはそれは素晴らしい曲なんだけど、 すごく構造が複雑。特にフィナーレ。 フーガ(風)で、短いフレーズがこれでもかこれでもかと絡み、お互いに呼応し、 メロディーがいっぺんに4つくらい鳴ってたりする。(ぎょえー) 練習入る前に、結構じっくり譜読みはして、 そういう音たちの絡み、構造は整理して頭には入ってるんだけど いかんせん、全く指がついていかない。 そして最近ちょっと腱鞘炎気味な感じで指も痛いし。 日頃サボッてたのに、突如やる気を出したもんだから 体が悲鳴をあげてるらしい。。。 しかし、この曲の大変さは 超絶技巧の曲を弾く、とかいう難しさとは(そんなの弾けないけど) また別種の難しさ。 「あれ?あっちだっけ、いやこっちの音だった?え、今度はどっちさ?」 右往左往。 高度なパズルのような、知的な難しさ。 ああ、指にも脳がほしい。理路整然と音を捌いていける指。 私、結構バッハなんかは得意で こういうメロディーが同時にいくつも並列している、ポリフォニー(対位法)音楽はそんな苦でもなかったんだけど、これはケタ違いに難しい。 ちょっと後悔… いや、でもこれちゃんと仕上がったら超ウレシイ。 それこそ高度なパズルをスルスルッと解く快感だろうな。 おおワクワク。 しかし…しかし間に合うのか? うぉ〜〜〜!(必死の形相) ...
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