「白線流し」 - 2005年10月11日(火) この三連休、ちょこっとだけ土日にも会社に出つつ、 でも毎日雨だったせいかな? 逆に少しは休めたような気がする。 合羽橋なんてとこに初めて行ってきましたよ。 名前だけは聞いたことあったのだけど 実はああいう食器の問屋街、しかもあんな1キロも続いてるような 大問屋街だとは知らず、結構面白かった。 私が特に惹かれたのは、あのレストランのショーウィンドウなんかに飾ってある その店のメニューの見本サンプルのお店。 あの、ナポリタンの上にフォークが麺にからまって浮いてるようなやつとか。 肉だとか魚だとか野菜だとか刺身、ラーメン、シューマイ、餃子だとか ビールからクリームソーダまで何でもあったけど すごいね〜、どれも超リアルで、少し離れたら本物と見分けがつかない。 日本人の精密技術(?)はこんなところにも生かされているんだ〜 と感心。 ところで全然話は変わりますが 先日、ドラマ「白線流し」が終わりましたね。 これは10年前に連ドラでやっていて、 その時高校を卒業した面々を、 (TOKIOの長瀬や酒井美紀、柏原崇や京野ことみら、みんな当時まだそんなに売れてたわけではなかった) その後1年おきにリアルタイムで描いていったドラマ。 だからもう5回くらいになるのかな。 最初のオンエアの時から、周りのテンポの速いドラマとは一線を画して ゆっくりと丁寧に、ハイティーンの子たちの青春、夢や葛藤を描いてたドラマ。 私、大好きだった。 1年おき、スペシャルのオンエアが決まるたびに嬉しくて仕方がなかった。 ああ、でも終わっちゃった。すごく寂しいですね〜。 その最終章でドキッとした一言。 「夢はかなうとどうなるか知ってる? …日常になっちゃうんだよ。」 1話1話を重ねる度に現実を知っていった主人公たちだけど そうして現実の私たちも1日1日がそうなんだけど あまり聞きたくない一言だったな。 もちろんドラマの中では、そう思って悶々としていても ほんの少しでも光を見出して、歩いていく彼らが描かれていたけど。 私はどうだろう? もっとも「かなえる」というような具体的な夢は持ってなかったかもしれないけど こうして音楽に関わる仕事をしている。 それはきっと、とっても幸せなこと。 そしてそれがまさに日常になった。 これはよかったのか? よかったのだと思いたい。 ところでドラマの中で、一方、 彼らが昔、白線を川に流した時、白線になんて書いたっけ? ってくだりがあった。 「勇気のない自分」 「机上の空論」 「生意気で短気」 等など色々出てたけど、皆顔を合わせて言う。 「なーんだ、みんな流しきってないね〜。」 そう、27歳くらいじゃ全然だよ。 30代も終わりに差し掛かった人間ですら、 まだ全然変わらなくて、未熟でいるんだもの。 ...
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