ある音楽馬鹿の徒然カキコ♪...みゅう太

 

 

おお!「のだめ」が - 2005年08月08日(月)




日曜日のNHK教育テレビ「芸術劇場」で
ついに「のだめカンタービレ」の特集やりましたね。


遅いっ!つーか
NHKで「のだめ・・・」特集やるのもどうかって気がしたんだけど、
かと言って、クラシックの情報を色々伝える番組で
一回も触れないってのもおかしな話だから
まあ、いいのか。



今日、事務所でも今まで「のだめ・・・」を知らなくて
昨日の特集を見た先輩たちが
「これ、何かに利用できないか?」って騒いでたけど



できねーよ。



てか、できるかもしれないけど
あんな素敵なコメディで底抜けに笑わせてくれる背景,
あんだけたくさんのファンを獲得した背景には
作者の、ちょっと今までの(クラシックを題材にした)漫画では想像できなかったくらいの「音楽」への洞察と的確な把握があって
(「オルフェウスの窓」なんかは別として)
それが、たとえクラシックを聴くのもやるのもしたことなかった人をも
強力に惹きつけたんだと思うんですよ。

これ、ゲストの音楽家たちも言ってたケド。



もう、利用も何もそんだけたくさんの人が
クラシック音楽に興味持っちゃってるワケ。


だから、私たち業界の人間は
そういう人たちが実際にコンサートに来たときに
「あれ?全然ワクワクしない。面白くない。」
てな失望をさせないような環境や質をもたなきゃいけないワケさ。
絶対期待を裏切っちゃいけないよ。


私はそう思う。


そっちに全力注がなきゃ。


だって「音楽」そのものが
ものすごくドラマティックだったり、詩的だったり
それだけで(誤解を恐れず言うならば)
エンタテインメントに満ち溢れているのだから。



私はそう思うよ。









...




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