「ファイト」の音楽 - 2005年04月21日(木) 今オンエア中のNHK朝ドラ、「ファイト」。 主人公、木戸優役の本仮谷ユイカがとっても可愛い。 最初予告編で見た時は、 ちょっと貧相な顔だな、と思ったが ドラマが始まったら、笑顔がいいし、 とっても芝居もしっかりしているし、 すっかり好きになった。 …あ、その話を書こうとしてたんじゃなかった…。 このドラマのオープニング音楽なのですが 群馬交響楽団(ドラマの場所が高崎のせいでしょう)が演奏しています。 朝ドラでこういうシンフォニックな音楽は珍しい。 シンプルだけど、メロディーのきれいないい音楽です。 私は好き。 で、第1回目を見た時に、指揮者のテロップが出てなかったのだけど、 多分常任指揮者の高関健さんなんじゃないかなぁ〜、と思いながら聴いていると、 どうもそうなんじゃないか、とますます思えてきた。 弦楽器がとても整然と鳴っていて、フレーズがひとつひとつきちんと始まり、終わる。 そして管楽器がメロディーの合間に「ズッチャカチャッチャ、ズッチャカチャッチャ」と 合いの手(?)を入れるような箇所でも、 音のピッチ、リズム、音色の統制がしっかりとれていて 要するに手を抜いたようなところはどこにも見られない、 このドラマで緒方直人が演じるバネ工場社長の職人魂よろしく 実に几帳面で丁寧、良心的な家内制手工業の仕事をみるような 職人仕事。 そしたら、最近になってテロップが出ましたね。 やっぱり高関さんだった(^^) 別にそれを自慢とかしたいわけじゃなくて、 単純にホッとした。 ところで肝心のドラマの方は、 とてもシビアでリアル。 というのはこれ、 脚本が、草ナギ剛くん主演の「僕の生きる道」シリーズを書いた 橋部敦子さん。 あのシリーズ同様、この朝ドラも淡々としていながら 脚本が、登場人物一人一人の細かい心の動きから行動まで、 とても丁寧で細かいので つい、見てる方も色んな人の色んな立場に感情移入してしまい、 朝からすごくたくさんのことを考えてしまって とても重い。。。 ...
|
|