2016年11月18日(金)
ソニーの白木さんが送ってくれた、Plastic Ono BandのCDを聞いている。子供の頃、中学生の頃だよなぁ、友達が持ってて、聞かせてもらって、あえぎ声のがすごいねぇ、とゴクリつばをのんだりしてたのを思い出す。
あのときもワケわからなかったが、今もワケわからなくて、そのわからないぶりが面白い。なんて野性児な。ありのままで。こんな自由にやってるのって、楽しそうだ。
この人、なんて、おもろいオバちゃんなんだろう、オノヨーコさん。最近はなんだか色々枠にはめられちゃってて老人の頑なさを感じることもあるけど、基本、この人は自由な人なんだよね?
私はこういう自由さ、嫌いじゃない。好きだ。
ああ、ヨーコさん、師匠事務所時代、何度も何度も電話をとりついでいて、何度も話していたが、今もし電話出たら、ああ、あのアルバム、最高ですね、って言いたい。
残念。伝えられなくて。
おもろいオバちゃん。新しいことをしようとしているというよりも、とにかく、オバちゃん、ありのままなんだよね。
ありのままのアートって感じで、リズムが、ヨーコさんのパワーに乗っかって、すごくイキイキしてて、幼稚園児の音楽みたいで、楽しい。
前にちょっとだけ参加した、障がいのある子どもたちの音楽にも似ている。
人はありのままに音を鳴らすなんて躊躇して、なかなか出来ない。ましてやそれをレコーディングしようなんて。
出来ないこと、してるわ、オバちゃん。
こりゃ、ジョン・レノンがメロメロになるのも理解だわ。