あおい世界
DiaryINDEX|past|will
仕事帰りに映画を観てきました。 本木雅弘さんが主演の 『海の沈黙』。 原作は原作脚本共に倉本聰。 共演は小泉今日子、中井貴一、石坂浩二、 仲村トオル、清水美沙、萩原聖人、佐野史郎という顔ぶれ。 津山竜次という孤高の画家の最期が描かれているのですが、 芸術に求めているのは美だけという強さを感じました。 高価だからいい絵という根本を覆す精神で、 贋作だろうと、なんだろうと、美しいものは美しい。 本木さんの迫真に迫る演技が怖いほどでした。 と、同時にいつも側近のように傍にいた中井貴一も、 一見怖いのですが、深い愛情と優しさを演じていて、 ぐっときました。 芸術は一言では語れませんし、 作る人、売る人、買う人、それぞれの意識の相違を感じました。 でも多分、内容が難し過ぎて、 もっと深く読み取らなければいけない作品だと思います。 が、映画も芸術のようなもの。 まだまだあたしには感想を述べるには至りません。
検索WORD = 映画■
|