あおい世界
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梨木香歩さんのエッセイ集。 『やがて満ちてくる光の』 を読みました。 エッセイ集といっても日記みたいなものではなく、 25年もの間に、いろんな雑誌などに綴ってきたものを、 総まとめにしたものみたいです。 梨木ワールドはとても惹かれるのですが、 あたしには敷居が高いというか、 内容が高度過ぎるという感じで、 難しい部分もありますが、 シュタイナーとかウィリアム・モリスとか、 あたしの関心度が高い言葉が出てくると、 だから惹かれているんだろうなと納得もします。 噛み砕かれている文章は読んでいて楽だし、 内容も入ってきやすいけれど、 時々、こんな風に難しめの内容も読めるようになりました。
山口恵以子さんの食堂のおばちゃんシリーズ第6弾、 『あの日の親子丼』 は変わらず楽しめました。 久しぶりに地元に帰省した際、 いつも通っていた食堂に戻ってきた気分。 すっかりはじめ食堂の常連でホッとしている、 そんな気持ちになれる内容です。 一子さんと二三さん、万里くんは、 新たな難題や、お客さんたちとの交流で絆を深め、 心豊かに営業されている感じが心地よかったです。 常連のお客様たちと再会できて嬉しく思いながら読みました。
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