あおい世界
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カンヌ国際映画祭の最高賞であるパルムドールを受賞し、 話題になっている是枝監督の 『万引き家族』 を観てきました。 まるでフランス映画のような趣き。 とても考えさせられる内容だったので、 観終った後は複雑な気持ちになりました。
金銭的にどん底の中、何とか生計を立てている家族は、 口が悪かったり、ブラックジョークが飛び交うものの、 喧嘩したり、言い合ったりすることがほとんどない。 家系図(相関図)を描いてみるもはっきりしないところも多く、 結局は血の繋がりなんて関係ないのだと知らされます。 劇中で語られている通り、 自分で選んだキズナが全てを物語るという家族関係。
なんだろ、すごく切なかった。 もっと違う出会いがあり、違う生活があっただろうに、 寄せ集まってしまい、日々を何とか笑って暮らしているけど、 生活面は綱渡り状態。
全体的な配役も良かったけれど、 安藤サクラがひと際良かった。 女の子と男の子の演技もすごく良かった。 今後の是枝作品、ますます楽しみになりました。
今日は桃と一緒でした。 映画の後、サンマルクカフェでランチをし、 モール内をうろうろしてから帰りました。 まだまだ親と歩くことが嫌じゃないみたいで嬉しい。
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