あおい世界
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まずは恩田陸さんの 『夢違』。 久しぶりの恩田作品は、 厚さ3.5センチという長編でした。 ぅぅぅん、読み終えてみて、 何がテーマだったのか分かりません。 サスペンス? オカルト? ミステリー? 長々と引っ張られた割に、 最後の最後にすとんと腑に落ちるという感じでもなく、 意味不明なまま終わってしまいました。 単に読力がないからかしらん。
次に予約していた湊かなえさんの 『豆の上で眠る』。 さすが湊さん、外れのない面白さ。 姉妹に関するあれやこれやの話でしたが、 最後の最後になるほどねぇ…。 予約待ちの他の作品も楽しみです♪
最後も予約していた梨木香歩さんの 『海うそ』。 50年前の離島について描かれていたものの意味が、 現代の描写になって気付かされました。 相変わらず静かな中にテーマがはっきりしていて、 物語の深さを感じました。
今回は好きな女流作家3人が続いたわけですが、 最近 『ゴーストライター』 というドラマを見ていて、 作家さんの心情が描かれていたことを思い出しました。 ドラマのようなことが実際にあるかどうかは別として、 売れても売れなくても厳しい世界なんでしょうねぇ。
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