あおい世界
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年末年始にかけて、兄貴のことをちょこちょこ記していましたが、 ここに今までの経緯をまとめておこうと思います。
兄貴とトシコさんが実家に入り込んで、1年が過ぎたものの、 母とトシコさんの関係は悪化する一方でした。 母が何かをしたわけではなく、 一方的にトシコさんが殻を硬く閉ざしていった感じ。 母が軟化するよう働きかけたこともありましたが、 無理だと分かると、それ以上は当たらず障らずの生活。 でも完全に無視されていることに、母が寂しさを感じていたのは確か。
そんなぎくしゃくした関係が大きく動いたのは12月に入ってから。 ある日突然トシコさんが戻らなくなり、 兄貴からのメールにも電話にも答えなくなりました。 嘆き悲しむ兄貴は、 母の前で涙を流しながら、食欲の無さを訴えたりしたそうですよ。
マンションで生活していた頃、 光熱費や車に関することは兄貴のお財布、 食事や洗濯、掃除などに関することはトシコさんのお財布だったそうで、 いつも料理して食べさせてもらっていたのですが、 実家に入ってからトシコさんが料理したのは最初の数回だけで、 その後、夜は外食、朝や昼は買ってきた弁当を与えられていました。 ですから、時々母が作ったものを食べさせていたとか。
すっかり気弱になった兄貴に母はいろいろ問い質すと、 トシコさんとは16年になるって。 16年っていうと、正式に離婚する3、4年前。 兄貴には桜と同い年の娘がいるので、 その子が生まれる前後からってことです。 つまり離婚の原因は、はっきりとトシコさんだったのです。 もちろんそれ以前に夫婦関係は冷めていたのでしょうけど、 離婚を決定づけたものであることを、今回兄貴が認めたのです。 ですから、元妻に慰謝料として軽自動車を買ったり、 引越しの算段をし、すべて払ったり、 養育費を厳しく取り立てられたり、 養育費を払っていても、会わせてもらえなかったり…、 冷たい制裁を加えられて当然だったんですね。
離婚後マンションを決めたのもすぐでしたね。 それも一人で住むとは思えない4LDKという間取り。 最初からトシコさんと住むために買ったものだったんですね。 台所は初めからトシコさん仕様になってましたから、あたしは気付いてましたけど、 母は信じたくなかったのか鈍いのか、今更ながら驚いていました。
そんな風に蜜月を過ごしながらも籍を入れなかったトシコさんは、 自分の家族との確執があるようで…。 ずーーーーーっと兄貴と一緒にいることを隠し続けているそうです。 ですから、この度実家に入ることになり、 籍をいれましょう云々を了解するはずがなかったんです。 当初、ただ単に兄貴がトシコさんのご両親に嫌われているだけかと思いきや、 それだけではない深い溝があるらしいのですが、 土地持ちの財産家らしいので、父親が亡くなれば、入るものが大きいとか…。 そういう考え方も最低。
なんにせよ、結果的には兄貴を捨て、マロも捨て、出て行ったという事実。 母は今度こそ、実家を出て、トシコさんと2人で生活するように促したものの、 行動できないでいる兄貴。 ホント、バカみたい。
兄貴たちが同居するまで、母は非課税世帯でしたので、 水道代は減免対象世帯で1,000円程度で済んでいました。 ですが、今ではその減免対象から除外せざるを得ない状況なのに、 兄貴は水道代を払わないくせに、 浴槽の水量をマックスにして入っています。 ちなみに母は毎日入らないし、入るとしても最低量で済むし、 洗濯だってそんなにしません。 年寄りってそういうものみたいです。
それから、一部の暖房で灯油を使う以外はオール電化なので、 灯油もほとんど使わずに済んでいました。 一応、電気だけは兄貴が全額払うことになっていますが、 それもそのはず、母一人の倍では効かない使用量ですから当然です。 しかし兄貴は部屋で灯油を使うストーブを使っていて、 母がほとんど使わずに済んでいる大容量のタンクから、 いつの間にか抜き取り、使い切っていたそうです。 そのくらい、自分で買えよって話です。 若しくは灯油代、払えよって。
非課税世帯ではない程度の収入があり、 この度、20万円もかけて電気工事をするという兄貴ですが、 母への借金を返す気はさらさらない上に、 夏には100万円借してほしいと言ってきました。 母は100万円は出せないけど50万円あげることにしたって。 そんな風に借りないといけない人が、何のための工事?! 兄貴は、膝の高さを母の生活レベルとして、 自分は腰あたりのレベルだから、ここは生活しにくいってほざいたらしぃ。 借金返さない人が、生活のレベルを言えるのかってね。 キッチンでレンジを2台同時に稼働させるためとか言ってるそうですが、 どんな大家族でも1台をやりくりして使っているっての! もぅホント馬鹿らしくて笑ってしまいますよ。
兄貴のパラサイトぶりはまだまだあります。 トシコさんが居なくなった今、食べる物に困っているらしく、 冷蔵庫や戸棚に入れてある母のを食べています。 母は親の愛情ですかね、 置いてあるもの、冷蔵庫のもの、食べていいよって言ってあるそうですが、 その食べ方が半端ないので、食べられたくないものは隠さざるを得ないって。 母が毎日楽しみながらゆっくり食べようと思っていたものとか、 一気にごっそりなくなっているんですから、隠したくなる気持ちも分かります。 ただね、食べてもいいけど、その分、自分も何かしら買ってくるとか、 たまには母にお金を渡すとか、そぅいうのは全くなく、食い逃げ同然。 セコイの一言に尽きます。
あとはね、同居の際、母が一番に頼んだことは、 家の中で煙草を吸わないで欲しいってこと。 せめて外(庭)で…。 最初だけ、テラスで吸っている風でしたが、今では自室で吸い放題。 もぅなんなんでしょう。
トシコさんが居た時は、トイレのため朝晩マロを散歩させてましたが、 兄貴は散歩をする気はないらしく、庭に放して用をさせていますが、 母がそれを嫌がっていること、知らないとは言わせませんよ。 父が残した小さな庭に、草木を増やすことはないにしろ、 母なりに草取りして小綺麗にし、季節の花を楽しんでいるというのに、 傍若無人にもほどがあります。
さらには車庫ね。 以前は、母が屋根付きの車庫に車を停めてましたが、 兄貴にそこを譲り、屋根の無い部分に停めることになりました。 兄貴より出掛ける頻度が多い母の車の雪払いを、 兄貴がするって言っていたそうですが、それも最初の1、2回だけ。 道路の雪かきだって、数えるほど。 周囲では、いい歳の親父がいるのに母にさせてるって笑われてるはず。
そんなそんな自分勝手で自己中な兄貴。 年始になってあたしの不機嫌さにやっと気付き、 殊勝なことを言ったのは一瞬だけで、その後逆切れ。
ついでに、最近またトシコさんと時々会っているらしく、 また少し強気になったのかもしれないけれど、 トシコさんが出て行ったのはあたしや母のせいでもあるとか、 トシコさん自身が勤め先から訴えられて裁判沙汰になっているとか、 トシコさんは今も実家に帰れないでいるとか並び立てた上に、 トシコさんが一番大変で次は自分なんだと抜かしたそうですよ。 母の心痛なんて何とも思っていないのだから…。 ホント、話になりませんよ。 まったく情けなくて仕方ありません。 あたしは母の心が心配。 なんだかんだ言って兄貴を甘やかしては、悲しんでいるのですから。
あたしはもぅ絶縁したいくらいです。 母は今後何かあった時に兄妹で支え合うことが出てくるかもしれないと言いますが、 あたしが兄貴に頼ることはありません。 もぅ一人っ子だと思っていこうと思いますし、 不信だらけの兄貴ですから、 桜と桃の将来のために貯めているお金とか保険とか全部使われる可能性だってあるし、 考え方だって、桜と桃に何一ついいことないと思っていますから。
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