あおい世界
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2012年06月15日(金) |
本■薔薇とカウントとドッグ。 |
図書館に10冊ほど予約しているのですが、 なかなか順番が回ってきませんし、 本当はもっと予約したい本があるのですが、 予約できる冊数の上限が10冊までなので、 なかなか思うように進みません。 やはり伊坂氏とか東野氏とかは人気なので、 何ヵ月も待たされちゃうからなぁ…。 でもそれだけ楽しみ♪
ということで、また図書館の棚からチョイスしました。 まずは恩田陸さんの 『夏の名残りの薔薇』。 んーと、まどろっこしい内容だったな。 高級ホテルに集められた一族のあれこれ。 語り手が時々変わるのですが、しばらく読み進めないと、 誰が語り手なのか分からなかったりして、 いまいち入り込めなかったなぁ。 結局、何がどうなって誰がどうだったのかも曖昧だったし。 あたし的にはいまいち。
次に佐々木譲さんの 『カウントダウン』。 佐々木さんの作品は 『廃墟に乞う』 に続いての2冊目。 以前、ドラマを観て面白かった 『警官の血』 など、 警官が主人公の事件物が多いので、 てっきり 『カウントダウン』 もそうかと思いきや、 こちらは財政破綻をした再建団体申請をした北海道の地方都市に絡み、 選挙に関することや政治活動などの話でした。 ニュースで流れていても、難しくてよく分からない内容のことだったので、 小説として読んでみて、なるほどこういうこともあるかもって少し理解できました。
最後に霞流一さんの 『ロング・ドッグ・バイ』。 表紙が犬の絵だったので手にしてしまいましたが、 これ、児童書よね。 一般の小説の棚からは外しておくべきだと思うけど。 子供向けのドラマにしたら面白そうな内容ではありましたが、 やっぱり児童書は児童書って感じ。
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