あおい世界
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2012年02月09日(木) |
本■親子とマーキングと神様。 |
予約してある本の順番がまだ回ってこないので、 久しぶりに、全部棚から選んでみました。
まずは 『親子三代、犬一匹』。 作者は藤野千夜さんという全く知らない作家。 題名とカバーのみで選んびました。 当然作者は女性だと思ったのですが、 調べてみたら、 男性であることに違和感を感じ女性として生きている方のようです。 作品は、新聞に連載されたものを書籍化したもので、 祖母、母、姉、弟の4人家族と1匹のマルチーズ、 それから他界している父の弟が繰り広げる日常。 主に小学6年生から中学1年生になる弟の語りが多いですね。 特に波乱も事件もありませんが、 ほのぼのとした内容で、温かい気持ちになれました。
次に大好きな室井滋の 『マーキングブルース』。 猫と女性をテーマにした7つに分けられたエッセイと物語。 『やっぱり猫が好き』 の次女役が適役だった室井さんは完璧に猫派なのね。 久しぶりに面白い室井節に触れた感じで楽しかったです。
最後に室井佑月の 『ママの神様』。 コメンテーターとしての室井女史は知っていましたが、 作家としての評判は全く知らなかったので、 シングルマザーの彼女が書く、このタイトルの内容に興味がわきました。 1冊で判断するのもなんですが、 11話が収められている全てがシュールでエロくて下品な感じ。 人間臭いと言えばそうなんですけど、好みではないので、 次はないな。
今回の絵本はこの2冊。 『カレーだいおうのまほう』 と、 『いっしょならもっといい』。
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