あおい世界
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2011年11月07日(月) |
本■魔女と少女とN。 |
前の本を読み終え、 図書館に行くタイミングが合わなかったり、 行ける日は休館日だったりして、 2、3日空いてしまったので、自宅の本棚から選んで再読。
梨木香歩さんの 『西の魔女が死んだ』。
うぅぅぅぅん、やっぱりいいぃ! この本はあたしにとっての教本です。 祖母と孫の関係は、 母と娘たちを重ねたり、自分と祖母を想い出したり、 ゆくゆくはあたしの目指すものだったり…。 アニメだったら 『魔女の宅急便』 がツボなんです。 あれを見ると心洗われて、また頑張ろうって思えるの。 この 『西の魔女が死んだ』 には応援メッセージは含まれていませんが、 毎日の生活の大切さを再確認できます。 あたしが読み終わった後、桃が読み始めました。 親子で本が共有できるようになったのだなぁって、 それも嬉しく思いました。
そしてまたもや2冊ほど予約した作品です。 湊かなえさんの 『少女』 と 『Nのために』。
『少女』 は死への関心が高まる高校生が、 老人ホームや小児病棟で、いろいろな体験から成長していく姿。 今時の表現や、言葉遣いや考え方をしていた高校生ですけど、 成長していく過程で変化するものなんですねぇ。
『Nのために』 は登場人物全員のイニシャルがNという、 ちょっと面白い設定。 ある事件の背景にはそれぞれの思惑があり、 それぞれが勝手に想像していることや事実などが入り混じっていて、 これこそ日常の人間関係なのかもなぁって思えました。 日常の人間関係は6、7人では済まないので、もっと複雑ですが…。 最終的に事実は判明するのですが、 その事実に対してもそれぞれの感じ方は違うというところが面白い。
そして今回の絵本は、 『バレエをおどる犬なんていない?』 と 『くもはいく』。 『バレエ…』 の犬はパグ犬なんですけど、 とぼけた感じが可愛らしいんです。 『くもはいく』 は、ストーリー性はありませんが、 大好きな空や雲の絵を眺めるだけで癒されます。 写真を加工したみたいな柔らかいタッチの絵。 すごくいぃ!
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