あおい世界
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2011年10月05日(水) |
本■海堂さんと梨木さん。 |
毎度毎度の海堂作品、今回は 『螺鈿迷宮』。 もーねーー、 海堂作品、丸ごと全部おさらいしたくなります。 この作品ではほとんどの海堂作品に登場する、 碧翠院桜宮病院のすべてが分かります。 もっと先にこれを読んでから他のを読めば、 理解度が違ったかも…。 バチスタ・スキャンダルから一年半後の設定で、 その後、『イノセント・ゲリラの祝祭』 や、 『極北クレイマー』 などへと繋がっていきます。 医療ミステリーらしく、ハラハラドキドキする場面もありましたが、 白鳥・姫宮のコンビが活躍してくれました。 まだ読んでいない海堂作品、読まずにはいられません。
次に久しぶりに梨木作品 『丹生都比売(におつひめ)』。 実際に語り継がれている姫神のようです。 丹生都比売神社というのもあり、 なんと世界文化遺産になってます! それにしても天平時代って……、何時よ…。 難しい話は置いといて、 キサと草壁皇子の仲睦まじい雰囲気が素敵でした。
最後に今日の絵本はサムイル・マルシャークの 『ねこのいえ』。 あの有名な 『森は生きている』 の作者です。 が、絵本の内容は何ともシビアなものでした。 最後も良かった良かったと思えないような不思議な感じ。 いろんな方向からいろんなことを感じられるということでしょうか。
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