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| 2011年09月29日(木) | 本■海堂作品と初東山。 |
相変わらず好きな作家さんの棚をチェックしてます。
今回は海堂作品 『イノセント・ゲリラの祝祭』。
バチスタシリーズなので、田口・白鳥コンピ（？）が奮闘してます。
が、厚生労働省とか、医療行政とか、
あたしにとっては難しい世界の話でして、
ストーリーも会議のシチュエーションがとても多く、
今までのバチスタシリーズみたいには楽しめませんでした。
もっと政治とか行政とか分かっていると面白いのかもしれませんけどねぇ。
次に初めて手にした東山彰良氏の 『さよなら的レボリューション』。
なんてことはない、東野圭吾作品から探したつもりだったのに、
貸出しの受付後、あれれ、東野じゃなくて東山だった…と気付いただけのこと。
こういうことがきっかけで新しい作家に出合えるのかもと思ったんですけど、
この作品は最初から最後まで好みではありませんでした。
まず、あたし的には舞台がアジア系(この本は中国)というところからして、
興味が半減。
さらに、主人公も主人公を取り巻く登場人物誰一人として好感が持てず、
読んでいるのが辛いほどでした。
でも最後の最後に納得できる何かがあるかもしれないと思い、
読み進めていたのですが、
残り６分の１ぐらいまできてから、最後の２、３ページを覗いてみたら、
やはり納得できるような雰囲気はなかったので、読了せずに返すことに決定。
あぁ、久しぶりにつまらない本でした。
続いて今日の絵本 『ねずみのへやもありません』。
大きすぎる家と、忙しすぎるお母さん、
淡々と進むストーリーの中、
最後に気付く 【楽しく暮らそう】 ということに。
なかなか繊細な絵で、味があって素敵でした。
もう１冊は 『秘密のゴンズイクラブ』 という児童書。
うぅん、なかなか良かった。
２５年前の城下町、昔の少年たち、お父さんの子供のころ…。
途中から話は見えているのですが、
子供たちが読むのにはいいのでしょうね。
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