あおい世界
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先日、母が大金を持ってきました。 自分がいつどうなるか分からないからと、 いつも気にしているよりも、 この際、もう預けてしまいたいと。。。 母は心配しているのです。 父より自分が先に逝くことを。
避けたい話ではありますが、ごく自然に淡々と話す母。 父を見送る立場なら、まだ一人で暮らす余力があるけれど、 自分が先に逝くことになった場合、 あたしが父の面倒を看なくてはいけなくなることを心配しているのです。 認知症や癲癇を抱えている父の面倒は大変だと実感しているのでしょう。 時間的余裕があれば、母のように寛大に世話をしてあげられるでしょうけど、 働き続けなくてはいけない上に、まだまだ頼りっぱなしのあたしが、 すっかり面倒を看なくてはいけなくなったら、 どんな生活になってしまうのだろうと深刻に考えてくれているのです。
そして、いろいろな場面でお金は必要になるだろうからと、 いつか渡しておこうと思っていたと言うのです。
あたしは母のようになれるでしょうか。 母のようになりたいけれど、母は偉大すぎます。 あたしにとって永遠に目標の存在なのでしょう。
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