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| 2007年01月24日(水) | 親の都合。 |
夕食時、桜のクラスの話をしていた時のこと。
たまたま、ある男の子の話題になって、
あたしがその子のことをフルネームで言ったら、
年明けからその子の苗字が変わったんだと知らされました。
桜たちには “おうちの都合” という説明がなされたそうです。
早く新しい苗字に馴染めるように新学期前に変えたとのこと。
離婚なのか、再婚なのかは分かりませんが、
その子の妹さんは今度、新一年生。
つまり桃と同級生。
“おうちの都合” って、つまりは “親の都合” ですよね。
お正月に放送された大家族の番組を思い出しました。
離婚した父親が、一人で子供たちを育てているのですが、
住んでいる岩手から石垣島へ引っ越すことを決意したのです。
もちろん自分のわがままではなく、家族のことを思ってのことではありますが、
そんな遠くへの引越しに対して少なからずも子供たちは動揺しました。
でも最終的には 『とーちゃんの子だから付いていく』 って納得したんです。
その父親が言った言葉はあたしの心にも響きました。
『子供は結局、親の都合で生きていくしかないんだ。』
あたしも勝手に離婚して、一人親で育ててしまっています。
住む場所も、毎日のルールも、すべてはあたしのエゴ。
もちろんあたしなりに娘たちのことを考えてのことではありますが、
親の都合で。。。って言葉は妙に馴染みます。
ただ、その親の都合っていうのも、
そこに愛があれば伝わるものなのかなって、
その番組を通してホッとしたのも事実。
今はまだ桜と桃の心に伝わっているかどうかは分かりません。
でもいつか独立したら、ある程度、自由に生きられるんだから、
あたしと寝起きを共にする間は、あたしの都合に付き合ってね。
