カメラマンが来なかったために、撮影を依頼された父。
何とか写真を撮れたようには思えましたが、その後アクシデントがありました。

式の最中、フィルムが無くなったので、
新しいのに入れ替えて数枚撮った状態で集合写真を撮りました。
念のため２枚ほど。

急いで現像に出し、焼き増しなどに備えたほうがいいだろうと考えた父は、
カラ撮りをして自動巻戻しをしたのです。
そのとき、いつもならしないような失敗をしてしまいました。
出来上がった写真は。。。全　滅。。。

父は巻き戻っていない状態で蓋を開けてしまったのです。
慌てて蓋をしたら、また巻き戻しが始まりましたが、
またまた巻き終わっていないのに蓋を開けてしまい、
最後にはフィルムを引っ張り抜くようにしてしまったそうです。


父の落胆は言うまでもありません。
聴力がとても落ちているので、
ざわついた中で巻き戻る音を聞き取れなかったらしいのです。
のんびりとした気持ちで、いつもの手順を踏めばよかったのでしょうけど、
なぜか焦ってしまったのでしょう。

それでも、わずかな望みをかけて現像を頼んできたものの、
その願いは空しく、出来上がった写真は真っ黒だったのです。
すぐに母と二人で保育所へ謝罪に行ったそうです。

父が、正面でカメラセッティングをしている隣で、
写真を撮っていたであろうという誰かのパパがいたようなので、
そちらに頼んで欲しいと言ってきたとのこと。


もちろん保育所側は恐縮していたようです。
当然ですよー、こちらは素人ですもの。
荷が重過ぎますよ。
ましてみんなの前で、
何度も “桜ちゃんのおじいちゃんが････” と言われちゃったんですから。
あたしたちは気にしないにしても、
父にはあと２年、桃の卒園までは保育所に関わっていただかないといけないので、
嫌な気持ちにさせたくありません。

あおい雪　 DiaryINDEX｜past｜will ｜ＭＡＩＬ

2004年03月26日(金)　ぜんぶぜんぶ。